さて、
先週言っていたTalkboxですが、作った過程をご紹介します。
ちなみに製作に至るまでの経緯としては
PESS-Tさんの動画を見て衝撃を受ける。
同日、特に構想も練らずに材料の買い出しを行う。
同日、製作~完成。
と、一日で完了してしまうようなテンションでした。
先に結果を書いておきますと、Talkboxの様な効果は得られましたが、最終的には出力不足感はありました。
また、本体を金属製にするなどして防音、防振も、もっとしないといけない気がします。
お遊び程度のものが完成したとお考えください。
製作時間は、約4時間ぐらいです。
あと注意事項ですが、私自身Talkboxというものを詳しく知りませんし、本物を見たことすらありません。
今回作ったものがどの程度のものかまったくもって謎です。
また、今回の製作は電気を扱います。
作る場合は細心の注意を払い、自己責任でお願い致します。何があっても当方責任はとれません。
それでは製作方法です。
まず材料から。

中古スピーカー 500円 (PC用なのでアンプも付いています)
タッパ (大) 100円 (本体になる部分です)
タッパ (小) 100円 (スピーカーのマウント部です)
ロート 100円 (タッパ(大)とくっつけてホースへ音を送ります)
油粘土 100円×3 (防音対策です)
ホットメルト 300円 (ロートとタッパをくっつける際に使用)
チューブ(2.0m)320円 (今回は内軽6mmのものを使用。口に入れるチューブです)
ホース (0.1m) 17円 (ロートとシリコンノズルを接続する際に使用)
シリコンノズル 200円 (チューブがそのままではロートにつかないため、サイズ調整に使用)
TOTAL 1992円
今回は分解することも考慮して製作したため、若干余計なものもあります。
ただくっつけていくだけならもう少し安くなると思います。
ちなみにスピーカーも家に余っていたものを使ったので、私個人としては1500円で済んでいます。
それではまずスピーカーを分解します。

今回はONKYOさんのPC用スピーカーを使用。

ひとまず本体とスピーカー部を分離
(電気を扱う物の分解です。細心の注意をはらい、自己責任ですよ!)

ふむ、どうやらユニットは3wだったようです。
次に、本体を製作します。
まずタッパ(大)の真ん中をくりぬいてロートとの接着です。

うん、雑。
だが気にしません。
ちなみに、部品点数を減らすのであれば、タッパ(小)を使わずに
下記写真のように、このフタにスピーカーを固定しても良いと思います。

今回は分解、メンテナンス性を上げる為に別にしています。
穴をあけたフタにロートを接着。
丁度家にホットメルトがあったのでホットメルトで接着。

反対側もがっちり接着

接着する際はパーツクリーナーで脱脂することをお勧めします。
あると便利パーツクリーナー。
続いてタッパ(小)のフタに穴を開けてスピーカーを取り付けます。

そしてタッパ(大)に入れようと思ったのですが、サイズが合わなかったので下をカット。

雑、sono2
次に配線を中に通した方が良いのですが、私は無計画で作っていたので先に粘土をペタペタ。

この粘土は防音効果を狙っています。効果があるのかよくわかりませんが。
続いて配線を中に入れます。

あとはスピーカーを取り付けたタッパ(小)を入れて


さらに粘土で防音して

フタをすれば本体完成。

次にチューブを取り付ける部分を作ります。
使用したのはシリコンノズル。

必要サイズにカット。

チューブを取り付けます。
と、言ってもただ差しこんであるだけです。


シリコンノズルとロートも接着してもよかったのですが、拡張性を考えてあえて接着していません。
丁度ホースも買ってきていたので、それを中継に使用し、完成。

…長すぎた。

以上、完成です。
アンプはひとまず元の本体に入れっぱなしにしています。

このチューブについてですが、今回は近所で買える小さい中でも最大サイズの内径6mmを使用しています。
しかし、もう少し太さはほしい気もします。

一般的はホースも試してみましたが、明らかに大きすぎな気がします。
もっと出力の大きいものであれば、このぐらい必要になるかもしれませんが、
少なくとも3w程度では必要なく、また銜え辛いです
最後に…
今回は低価格でTalkboxを体験しようと思い、製作いたしました。
しかし、もっとお金をかければ、製品版と同等のものが作れそうな気がします。
肝はスピーカーの出力と、本体の防音な気がします。
私自身は製作過程も楽しく、結果もほしい結果を得られましたので非常に満足しています。
もし本格的に始めるのであれば、もっと凝って作っても良いと思います。
では、今回の結果を動画にしてみましたので、興味がありましたらご覧下さい。
ちなみに紙芝居です。